− 6 − − −
1
光の性質⑴ 光の直進 光は,同じ物質の中を通る とき,まっすぐに進む。
⑵ 光の反射の法則 入射角と反射角の大 きさは等しい(入射角=反射角)。
⑶ 光の屈くっ折せつ
①空気→水(ガラス) 入射角>屈折角 ②水(ガラス)→空気 入射角<屈折角
⑷ 凸とつレンズによる像
① 実像 凸レンズを通った光が,スクリ ーン上に集まってできる倒とう立りつの像。 ② 虚きょ像ぞう 凸レンズをのぞくと見える拡大
された正立の像。光は集まっていない。
2
音の性質⑴ 音の速さ 空気中では約 340 mメートル毎秒/s。
⑵ 音の大きさ 音源の振しん動どうする幅はば(振しん幅ぷく) が大きいほど,音は大きい。
⑶ 音の高さ 音源が 1 秒間に振動する回 数(振動数)が多い(大きい)ほど,音は高い。
3
力と圧力⑴ いろいろな力 重力,弾だん性せい力りょく,摩ま擦さつ力りょく。
⑵ 力の単位 Nニュートン。約 100gの物体の重力が 1 N。
⑶ フックの法則 ばねののびは,ばねに はたらく力の大きさに比例する。
⑷ 圧力 1 m( 1 cm2 2)あたりの面を垂直に 押おす力。単位は Pパスカルa や Nニュートン毎平方メートル
/m2。1 Pa= 1 N/m2
⑸ 水圧 水の重さによる圧力。
⑹ 浮ふ力りょく 水中の物体にはたらく上向きの 力。物体の水に沈しずんでいる部分の体積が 大きいほど,浮力は大きい。
⑺ 大気圧(気圧) 空気の重さによる圧力。 音の速さ〔m/s〕=音が伝わる距離〔m〕音が伝わる時間〔s〕
圧力〔Pa〕= 面を垂直に押す力〔N〕力がはたらく面積〔m2〕
□光の直進
□光の反射
□入射角と反射角
□光の反射の法則
□光の屈折
□屈折角
□全反射
□凸レンズの焦点
□焦点距離
□凸レンズを通った 光の進み方
□実像と虚像
□音源
□波
□音の速さの求め方
□振幅
□振動数
□音の大きさと振幅
□音の高さと振動数
□オシロスコープ
□重力
□弾性力(弾性の力)
□摩擦力(摩擦の力)
□磁力(磁石の力)
□力の単位
□力の表し方
□フックの法則
□重さと質量
□圧力とその求め方
□力の大きさと圧力
□面積と圧力
□水圧
□浮力とその求め方
□大気圧(気圧)
▼ 3 凸レンズによる像
▼ 4 オシロスコープで見た音の波形
▼ 5 力の表し方
▼ 6 力の大きさ・面積と圧力の関係
▼ 1 光の反射と屈折 ▼ 2 全反射
▼ 7 水の深さと水圧 ▼ 8 浮力が生じるわけ
2 身のまわりの現象
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1
光の性質⑴ 光を当てた面に垂直な直線と,入射光との間の角を何というか。 〔 〕
⑵ 光を当てた面に垂直な直線と,反射光との間の角を何というか。 〔 〕
⑶ 光が反射するとき,入射角と反射角の大きさの関係はどうなっているか。 〔 〕
⑷ 図 1 のAのように空気中を進んだ光と,Bのように水中を 進んだ光は,それぞれガラスや空気との境界面でどのように
進むか。 A〔 〕 B〔 〕
⑸ 光が水中から空気中へ進むとき,入射角の大きさがある角 度以上になると光が境界面ですべて反射し,空気中に出てい かなくなる。この現象を何というか。 〔 〕
⑹ 平行な光を凸レンズに当てたとき,レンズを通った光が集まる光軸上の点を何というか。 〔 〕
⑺ 次の①~③の光は,凸レンズを通ったあと,それぞれどのように進むか。
① 凸レンズの光軸に平行な光 〔 〕
② 凸レンズの中心を通る光 〔 〕
③ 凸レンズの焦点を通る光 〔 〕
ア そのまま直進する。 イ 光軸に平行に進む。 ウ 焦点を通る。
⑻ 凸レンズを通った光が,スクリーン上に集まってできる像を何というか。 〔 〕
⑼ 光がスクリーン上には集まらないが,凸レンズをのぞくと見える像を何というか。 〔 〕
⑽ 凸レンズによる物体の実像と虚像の向きは,それぞれ物体の向きと同じか,逆か。
実像〔 〕 虚像〔 〕
⑾ 凸レンズの光軸上の物体を,焦点の外側から焦点に近づけていくと,実像のできる位置と凸レンズとの距 離はどうなるか。また,実像の大きさはどうなるか。
距離〔 〕 実像の大きさ〔 〕
⑿ 図 ₂ の①~③は,物体を凸レンズの光軸 上のいろいろな位置に置いたときの,物体 の先せん端たんから凸レンズに入射したA,B,C の光の道筋を示している。凸レンズを通っ たあとのA,B,Cの光の道筋をそれぞれ 図中にかき加え,実像を矢印でかきなさい。
⒀ 図 ₃ のように,凸レンズの焦点の内側に 物体を置いた。このとき見える虚像を,図 中に矢印でかきなさい。
確 認 問 題
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2
音の性質⑴ 物体が振しん動どうすると,その物体にふれている空気が振動し,その振動が次々と空気の別の部分を振動させる ことによって,音が伝わっていく。このように,次々と振動が伝わる現象を何というか。 〔 〕
⑵ 音源の振動する幅はばを何というか。 〔 〕
⑶ 音源が 1 秒間に振動する回数を何というか。 〔 〕
⑷ 振しん幅ぷくが大きくなるほど,音はどうなるか。 〔 〕
⑸ 振動数が多くなるほど,音はどうなるか。 〔 〕
⑹ 図のように,長さだけが違ちがう弦げんA,Bを同じ強さで張り,同じ強さではじ いた。A,Bの振幅を比べるとどうなっているか。また,音の高さが高いの
はA,Bのどちらか。 振幅〔 〕 高い〔 〕
⑺ 170 mを 0.5 秒で伝わる音の速さは何m/s か。 〔 〕
⑻ 音の速さを 340 m/s とすると,音は 1190 mを何秒で伝わるか。 〔 〕
⑼ 音の速さを 340 m/s とすると,音は 1.8 秒で何m伝わるか。 〔 〕
3
力と圧力⑴ 地球がその中心に向かって物体を引く力を何というか。 〔 〕
⑵ 物体がふれ合っている面と面の間で,物体の運動を妨さまたげるようにはたらく力を何というか。
〔 〕
⑶ 力の単位は何か。 〔 〕
⑷ ばねののびがばねにはたらく力の大きさに比例することを,何の法則というか。 〔 〕
⑸ 場所が変わっても変化しない,物質そのものの量を何というか。 〔 〕
⑹ 単位面積あたりの面を垂直に押おす力を何というか。 〔 〕
⑺ 水中の物体にはたらく水の重さによる圧力を何というか。 〔 〕
⑻ 水中の物体にはたらく上向きの力を何というか。 〔 〕
⑼ 空気の重さによる圧力を何というか。 〔 〕
⑽ ばねに 0.2Nのおもりを 1 個つるしたところ,ばねののびは 2 cm であった。このばねに同じおもりを 3 個
つるしたとき,ばねののびは何 cm になるか。 〔 〕
⑾ 図 1 の 200gの物体にはたらく重力を,矢印で表しなさい。ただし,方眼の 1 目盛 りは 1 Nを表し,100gの物体にはたらく重力を 1 Nとする。
⑿ 地球上で 0.6Nの物体を,月面上でばねばかりではかると,何Nを示すか。ただし, 月面上の重力の大きさは,地球上の 16 とする。 〔 〕
⒀ 800gの物体を机に置いた。この物体が 0.02 m2 の面積で机と接しているとき,机に はたらく圧力は何 Pa か。ただし,100gの物体にはたらく重力を 1 Nと
する。 〔 〕
⒁ 透とう明めいなパイプの両りょう端たんにうすいゴム膜まくを張った装置を,図 2 のように向 きを変えて水に沈しずめた。図 2 のBのとき,ゴム膜はどのようにへこむか。 Aのへこみ方を参考にして,Bにかきなさい。
⒂ ばねばかりにつるした 150gのおもりを,図 3 のように水中に沈めたところ,ば ねばかりの目盛りは 0.5Nを示した。このおもりにはたらく浮ふ力りょくは何Nか。ただし, 100gの物体にはたらく重力を 1 Nとする。 〔 〕
弦A 弦B
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1
光の性質 図のように, A点に物体(ろうそく)を置い たところ,スクリーンに物体 と同じ大きさの像がうつった。 次の問いに答えなさい。⑴ スクリーンにうつった像を何というか。
⑵ 光こう軸じくの ₁ 目盛りを ₃ cm とすると,この凸とつレンズの焦しょう点てん距きょ離りは何 cm か。
⑶ a,b,cの光は,凸レンズを通過したあと,スクリーンまでどのように進 むか。光の進む道筋を,それぞれ図中に実線でかきなさい。
⑷ 物体の位置をB点に移すと,像のできるスクリーンの位置は図の左右どちら に動き,像の大きさはどうなるか。次のア~エから選び,記号で答えなさい。 ア 右に動き,小さくなる。 イ 右に動き,大きくなる。
ウ 左に動き,小さくなる。 エ 左に動き,大きくなる。
2
音の性質 図のA~Dは,同じ音さを, 強さを変えてたたいたり,別の音さをた たいたりしたときの音の波形を,オシロ スコープで観察したようすである。次の 問いに,それぞれ記号で答えなさい。⑴ Aの音は,Bの音と比べてどのよう な違いがあるか。次のア~エから選び なさい。
ア 振幅が大きく,音が高い。 イ 振幅が小さく,音が小さい。 ウ 振動数が多く,音が大きい。 エ 振動数が少なく,音が低い。
⑵ もっとも高い音の波形はどれか。A~Dから選びなさい。
⑶ 同じ音さを,強さを変えてたたいたときの音の波形はどれとどれか。A~D から ₂ つ選びなさい。
3
力と圧力 図 ₁ の直方体の物体を,図 ₂ のように, 水平な床ゆかの上に接する面をかえて置いた。100gの物体 にはたらく重力を ₁ Nとして,次の問いに答えなさい。⑴ 物体にはたらく重力は何Nか。
⑵ 図 ₂ のAのとき,床にはたらく 圧力はいくらか。
⑶ 図 ₂ で,床にはたらく圧力が最
大になるのはどのときか。A~Cから選び,記号で答えなさい。
⑷ 図 ₂ のA~Cで,床にはたらく圧力が最大のときの圧力は,圧力が最小のと きの何倍か。
1
⑴
⑵
⑶ 図にかく。
⑷
3
⑴
⑵
⑶
⑷ 2
⑴
⑵
⑶